波及事故とは?高圧受変電設備・キュービクルの事故
波及事故とは?
高圧受変電設備・キュービクルの事故に自家用波及事故があります。
配電用(変電所)からたくさんの建物に電気が供給されています。
事故により地域の電力が供給されなくなるのが波及事故となり
高圧受変電設備・キュービクルが原因の場合は設備の所有者に責任があります。
原因が月次検査・年次報告書にある改善要項を行っていないとさらに大きな損害を被るかもしれません。
損害賠償リスク
■ 事故により損害賠償で支払事例
■ 冷蔵庫・冷凍庫の通電停止で商品がダメになる(スーパー・コンビニ・食品加工会社等)
■ 仮設電気工事費用(電力が復旧するまでの仮設電気工事)
■ 事故が原因で電気機器が故障
■ 停電による休業補償
書き出すときりがないほどのリスクがあります。
対策
最新の高圧受変電設備・キュービクルにはPAS・UGSと言った高圧開閉器(地絡保護機能)が
付いた機器があり自家用波及事故を防ぐ対策があります。
自家用波及事故は2種類あり、事故を防ぐ為にやれる対策(検査・改修)をしているお客様は瑕疵が軽減されますが
検査もしていない、改修工事もおこなっていないお客様はその瑕疵がお客様ご自身(会社)にかかってきます。
後者にならない為にも、十分な対策が必要となります。